牧之原市立地頭方小学校

〒421-0533
静岡県牧之原市地頭方981
TEL 0548-58-0003

校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ

学校説明会 校則について

学校には校則があります。本校の校則は「梅っ子の約束」というものです。
本校の校則は、大幅な見直しがされ、現在ほんの少しの校則で行っています。
現6年生の意見も取り入れながらつくられています。
その中で、今までと違うことのみお伝えします。
1つは名札です。6年生の子供たちと、名札はなぜ必要なのかを考えました。
新しくきた先生たちはこの名札を手掛かりとして名前を憶えているという意味があることを子供たちは知りました。
そのようなことから、新しい先生たちが名前を覚える期間、7月までは名札を付けるということを決めました。
一学期が終わったら、名札はつけなくてもいいことになります。
2つ目は、本来は学校の約束ではないかもしれませんが、家での生活についてお願いしていることがあります。
夜9時以降は、メディアにふれるのをやめるというものです。
子供時代の生活習慣は、脳の発達にも大きくかかわってきます。
ゲーム、タブレット、スマートフォンを見ている時間が多すぎる現代の子供たちの生活改善のために悩みながらも校則としました。
この校則をきっかけにして、ご家庭でメディアとの関わり方を考えていただきたいと願っています。

学校説明会 家庭学習について

家庭学習について、保護者の皆様から多くのご意見をいただいています。
多いのは、子供たちが家庭学習をする習慣がなかなかつかないというものです。
学校から、しっかり何をするのか提示されたほうがいいというご意見です。
昨年度、子供たちの家庭学習の実態を調べたところ、しっかりやれている子もいますが、なかなか取り組めないという子も多くいることが分かりました。
特に、本読みの宿題は多くの子が取り組めていませんでした。
学校の考え方は、家庭学習は家庭で行うものであり、最終的には自分で何が必要かを考えて行えるようになってほしいと思っています。
学校から出される宿題をなくしていきたいという考えもあります。
しかし、今の子供たちの状況と、保護者の皆さんからの要望などから、令和6年度は学校から家庭学習をしっかり出していくこととしました。
ただ、自分で考え、計画的に学習を進められる力が伸びていくことについては意識していきたいと考えています。

校長先生の初恋物語 第10話

よしこさんの愛のことば

よしこさんの愛のことば

御前崎中学校に巣立っていった子供たちへ

校長先生は、警察官になりたかった。だから中学生になったとき、剣道を始めた。
剣道は生きがいになった。練習も頑張った。朝も、夕方も、夜も練習して、家では毎日木刀による素振りを1000回、それを毎日やった。
剣道が強くなって、剣道が好きでたまらなくて、そして警察官になるという夢がさらに膨らんだ。
でも高校生になり、大きなけがをして、大好きな剣道ができなくなり、警察官になるという夢も持てなくなってしまった。絶望して、学校を休んだ日もたくさんあった。
そんな時に、国語の先生が、「兎の眼」という本を読み聞かせしてくれた。その中に登場する小学校の先生、足立先生にあこがれた。
足立先生は、すべての子供たちに「タカラモノ」があると信じていた。その「タカラモノ」を見つけるために、先生をしていた。
足立先生のような小学校の先生になりたいと思った。高校三年生の秋のことだ。
目標が再びできた瞬間、猛烈に勉強がしたくなった。嫌いな英語も頑張れた。
そのあとどうなったかは、今、校長先生をしてるから想像できるでしょ。
剣道はできなくなったし、警察官にもなれなかったけど、幸せな人生です。
人生は何が起こるか分からないもの。
雨が降る日もあるけれど、必ず雨はやんで虹がかかる。
皆さんの人生はまだまだこれから。きっといろんなことがある。
楽しいことがいっぱいあるけど、つらい日もある、大失敗する日もある。
でも、大丈夫。
地頭方小学校で見つけた「タカラモノ」があるから、みんなは乗り越えられる。
大丈夫だから。
君たちには、優しさというタカラモノがある。
面白いというタカラモノがある。
やり遂げるというタカラモノがある。
ほかにもいっぱい、タカラモノがある。
地頭方小学校で、君たちが自分で見つけたタカラモノ。友達が見つけてくれたタカラモノ。先生が見つけてくれたタカラモノ。
そんなタカラモノを両手に一杯抱えて、さあ、今度は中学校へ。
さようなら。元気でね。
またどこかで、すれ違えたらいいね。

校長先生の初恋物語 第9話

バラ色の人生

バラ色の人生

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