校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ
リーダーになる準備
5年生の子供たちは立派でした。6年生ありがとうの会の企画から運営を、すべて自分たちの力でやり遂げました。「5年生がすごい。」は、会が終わった後、地域の皆さんも口にされていました。わたしたちも、「5年生が頑張ったね。」「5年生が面白いね。」「5年生はこういうイベントを企画する才能があるね。」と、職員室でそんな話をしました。
これから自分たちがこの学校のリーダーになるんだという覚悟ができたのではないでしょうか。
59話 このクラスにぼくがいなかったら
心かよった日
6年生が卒業式で歌う「旅立ちの日に」の歌詞を知る授業をしました。
歌詞の中に、「心かよった、うれしさに抱き合った日よ」という言葉があります。そんな、心かよった日がなかったかと聞いたら、何人かの子が立ち上がりました。
はくと君は、ゆうき君とサッカーをやっていて「心かよった」を感じたことがあると言いました。なんと、ゆうき君もそのことを言おうとしていました。2人はその日のことをしっかり覚えているのでした。
あいさんは、さくらさんと心かよったと思えるような瞬間があったと話してくれました。嫌なことがあったとき、さくらさんが話を聞いてくれて、その時のことを思い出していました。さくらさんも心かよったの瞬間をあいさんと感じていました。
友達とはいえ、他人ですから、違う考えを持っているわけです。でも、時々何気ないところで、同じようなことを考えていたことが分かると、うれしくなるようです。困っている時に、ただただ話を聞いてくれるだけでも、心かよったと思えるみたいです。友達と心がかよったと思える日、子供たちにもたくさんあるみたいです。
歌詞の意味を一つ一つ考えていって、「旅立ちの日に」をより深く理解して、
さあ6年生の歌声はどのようになっていくでしょうか。
ピンクシャツデー
今日は、地頭方小学校だけのピンクシャツデー
何人かの子は、ピンク色の何かを身につけて学校に来てくれました。ピンクの色で、「いじめのない学校にしよう」というメッセージを発信してくれました。
さゆりさん、ありがとう。たなか先生、ありがとう。
るりこさん、ありがとう。りんさん、ありがとう。とあさん、ありがとう。なぎささん、ありがとう。こまりさん、ありがとう。のえさん、ありがとう。優しい優しい一年生のみんな、ありがとう。今日は、お友達にやさしくできたかな。
くらのすけ君、ありがとう。らんさん、ありがとう。もあさん、ありがとう。ゆりなさん、ありがとう。いじめをしない人に育っていくんだよ。
いじめのない学校なんて不可能かもしれません。どうしても人を傷つけてしまうことはあります。そんな日があったとしても、それ以上に、人に親切にできる日が増えるように。そんな願いを込めてのピンクシャツデーです。わたしも、自分の中で時々ピンクシャツデーを設定して、いじめのない学校という夢を追い続けていきます。
「ああ、ピンクシャツデーを忘れてしまったー。」
という六年生のせんすけ君の希望により、もう一日だけ、せんすけ君と校長先生のピンクシャツデー。
3月18日(火) 2人のピンクシャツデー
この日は、修了式です。
さぁ、せんすけ君。ピンクシャツで、いじめのない地頭方小学校にしたいという気持ちを二人で発信しよう。