校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ
最後のソーラン
梅っこスポーツ大会に向けて動きだしました。まずは六年生のソーランリーダーが、全校のみんなに、「ソーランに挑戦しませんか?」と昼の放送で語りました。
新しいソーランに挑戦して今年で三年目。今年がソーランを踊る最後となります。ですから、みんなに挑戦をしてほしいです。
踊れない子供たちも、ソーランリーダーが熱心に教えてくれます。保護者の皆さんも、ぜひ子供たちの背中を押してください。
5年生の感性がキラリ
5年生が国語の時間に「繰り返し」の勉強をして、自分たちで詩をつくりました。
子供たちの許可を得て、感性豊かな詩をみなさんにお届けします。
雲 Uさん
雲が
ふわふわ ふわふわ
浮かんでく
ぷかぷか ぷかぷか
浮かんでく
わたがしみたいに
ふわふわ ふわふわ
ああ 今
雲は
遠ざかっていく
ゴキブリ Mさん
ゴキブリ出てきた
はえたたきで
ペシペシペシ ペシペシペシ
キンチョールで
スシュー スシュー
スシュー スシュー
なかなかやられん
はえたたきで
ペシペシペシ ペシペシペシ
キンチョールで
スシュー スシュー
スシュー スシュー
ああ 気持ち悪い
なんでやられないんだ
こんな子供たちの感性に出会った時、うれしくなります。
こんなことの積み重ねで地頭方の子がいとおしくなる
お掃除の時間に、わたしは多目的室の空き段ボールの片づけをしました。たくさんの段ボールをたたんで、それを片付けようと、廊下に出ました。重ねた段ボールは一回で運ぶには大変な量でしたが、何度も往復するのは嫌だなぁと思い、一回で運んでいました。途中の廊下で、力尽きて、段ボールを落としてしまいました。「やっぱり、こうなっちゃうよなぁ。」と思いながら、段ボールを拾い上げようとしました。その時、たくさんの手が伸びてきました。ちょうど体育が始まるため、体育館に移動しようとしている三年生でした。何も言わず、ちらかった段ボールを拾ってくれました。5~6人はいました。優しい子供たちだなぁと思いました。一人の子が、「どこまで?」と言いました。「職員室まで運びたいんだ。」とわたしは言いました。すると、何も言わず、段ボールを持ったまま職員室まで向かってくれました。その行動があまりにも自然で、褒められたくてやっている感じは全くなくて、校長先生が困っていたからやるのは普通、そんな感じなんです。
こういうところです。わたしたちが、「地頭方小学校の子供たちは優しい。」と思えるところ。こういうことが、たくさんあるんです。人に親切にする行動の積み重ねで、わたしたちは地頭方小学校の子供たちが、いとおしくなっていきます。
朝の草取り
子供たちが登校してくる時間帯に、わたしはあいさつ運動をしながら草取りをしていました。
長い休みの間に、昇降口前は草がたくさん生えてしまっています。
わたしが草取りをしていると、進んで手伝ってくれる子がいました。
六年生のさくらさんは、その中でも、一番協力をしてくれました。
そんなリーダーの姿を見て、小さな子供たちも、さくらさんのようにとがんばってくれました。
まだまだ草は生えています。
明日も、子供たちに協力してもらおうと思っています。
自分から
始業式や終業式の中に、「児童代表の言葉」があります。これは、基本的に、自分から「やってみたい。」という子に任せています。式の中で、全校のみんなの前に立ち、がんばることを述べていくのですから、かなりの勇気が必要です。なかなか自分からになりそうもないですが、それでも毎回何名かの子が意を決して挑戦するのです。
二学期始業式は次の子供たちでした。
1年 りんさん 2年 あやさん 3年 すずさん 4年 たくまさん 5年 ゆなさん 6年 はるとさん
とても立派に言えました。
そんながんばる仲間の姿を見て、「自分から」やってみようと思える子が増えていきます。だって、自分から挑戦しがんばっている人はかっこいいからです。