牧之原市立地頭方小学校

〒421-0533
静岡県牧之原市地頭方981
TEL 0548-58-0003

校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ

手作りコンサート1日目の成功を祝して

手作りコンサートでは、手を挙げた子供たちがみんなの前で堂々と歌い、ピアノやダンスを披露しました。このイベントは子供たち自身が主体となって企画しています。
この経験を通じ、子供たちは以下のような大切なことを学んでいます。
自己表現の大切さ: 自らの思いを音楽やダンスで表現することを通じて、自分らしさを自由に表現することの喜びを感じることができました。
挑戦と成長: 普段は内気な児童も、ステージに立つことで自信をつけ、人前で発表することの楽しさと自分自身の成長を実感する場となりました。
仲間との協力: 準備を進める中で、協力し合いながらアイデアを出し合い、互いをサポートする大切さを学びました。
そして、そんなチャレンジを見守る観客となった子供たちも。がんばる友達を心から応援していました。その姿は、地頭方小学校の子供たちが持っている良さ。「おもいやり」「やさしさ」そのものです。
2回目のコンサートは、6年生で体調が悪い子が増えたため、延期となっていますが、一生懸命練習してきた子供たちの努力が報われるよう何らかの形で発表ができるようにします。

卒業アルバムの本

ある日の午後その子は学校の廊下に並べられた過去の古い卒業アルバムをめくりました。色あせた写真たちでいっぱいでした。しかし、ページをめくる手が止まる瞬間がありました。そこには、若かりしころのお母さんが、満面の笑みを浮かべている写真があったのです。小学6年生のお母さんの手には一冊の本が握られていました。「お母さんはこの本を読んで何を感じていたのだろう?」そんな思いがその子の心に芽生えました。
その話を聞いた鈴掛先生が、卒業アルバムの写真を頼りに探してくださいました。その本は、「教室~6年1組が壊れた日~」でした。その子のために鈴掛先生は本を用意してくださいました。
その子は校長室でその本を読もうとしましたが、内容がその子にとっては難しい本でした。ですから、その子は読み進めることを断念しました。でも、お母さんが子供の頃に読んでいた本。いつかはこのお話を理解して読める日が来るかもしれないと思いながら本を閉じました。
いつかこの本の内容が分かるようになるのはほんの数年後でしょう。ページをめくりながら、お母さんが感じていた思いや、かつて抱いていた夢や希望が、文章の間から伝わってくるのではないかしら。お母さんがこの本を読みながら経験したであろう時間や、そのときの笑顔の理由が少しずつわかるのではないかしら。ただの本を手にしているのではなく、お母さんの青春の一部を手にしているのだと実感できるのではないかしら。

この本が、時を超えて子供とお母さんをつなぐ懸け橋となり、お母さんの心をより深く感じることができたらすばらしいです。本にはそういう良さもあるのです。

5年生はしおりづくりをしました

図画工作の授業で、5年生の子どもたちが梅っこフェスティバルに来てくださった地域の皆さんにプレゼントするオリジナルのしおりづくりに挑戦しました。一人ひとりが自分らしさのある個性あふれる作品を完成させました。
子どもたちはまず、自分の好きな色や模様、そしてお気に入りのキャラクターや風景を描くことでスタートしました。各々が思い描くイメージを自由に表現し、その結果、一つとして同じものはない、まさに唯一無二のしおりが出来上がりました。
完成したしおりは、フェスティバル当日までは飾っておきますが、フェスティバル当日に、保護者の皆さんや地域の皆さんが自由にお持ち帰りをいただきます。そのしおりは、ぜひとも、お使いいただければと思います。読書の時間がより豊かで楽しいものになることを願っています。

12月を楽しみましょう

師走の風が頬を撫で、窓の外には街がクリスマスの準備が始まる季節となりました。2024年も間もなく終わりを迎えようとしておりますが、この一年、私たちの学び舎は皆さまの温かいご支援と共に、数々の素晴らしいストーリーを紡いできました。12月13日は、2024年の集大成ともいえる「地頭方小学校開校150年・鈴木梅太郎博士生誕150年記念 梅っこフェスティバル」が開催されます。平日となりますが、みなさん、ぜひご参加をお願いします。

今年も、子どもたちと共に笑い、時には涙しながら、心に刻まれる瞬間がありました。校庭では小さな英雄たちが大きな夢を抱いて駆け回り、教室では未来の賢者が疑問と発見に満ちた目を輝かせておりました。皆さまの励ましとサポートなくして、これらは実現しなかったでしょう。

この12月、ひときわ長く感じられる夜の中で、子どもたちと語り合うひとときを持っていただきたいと思います。日常の喧騒に少し肩の力を抜き、子どもたちの冒険話や成長について耳を傾けてください。そして、皆さま自身もこの一年を振り返り、心を休めることをお勧めいたします。心地よいスローライフを家族で楽しむことも、何にも代えがたい「成績表」に載らない教育のひとつです。

だるまおとし

このごろ、子供たちと共にはまっているものがあります。それが、だるまおとし。
なつかしの昭和の遊び、だるまおとし。
このだるまおとしが、わたしは、とっても得意なんです。
そんなわたしに挑戦してくる子供たちがいますが、みんなわたしにかないません。
昭和をなめんなよ。
ぴこぴこゲームじゃかなわないけど。
今はやっている歌の速さについていけないけど。
だるまおとしは負けん。
今日は、四年生の子供たちが、次々に挑んできたけど、だれにも勝たせてあげませんでした。
「大人げない。」
そんな声が聞こえてきましたが、気にしないで、連勝し続けました。
チャレンジャーを待ってます。

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