牧之原市立地頭方小学校

〒421-0533
静岡県牧之原市地頭方981
TEL 0548-58-0003

校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ

ソーランファイナル

12月14日、私たちはソーランを踊る最終日を迎えます。希望した約25名の子供たちが歴史に幕を下ろします。ソーランを愛し、ソーランに愛された子供たちです。

ソーランは、その力強さと躍動感でこれまで多くの人々を魅了してきました。いつも私たちに感動を与えてくれました。子供たちも、ソーランを通して多くの挑戦と成長を遂げました。

「ソーランファイナル」という言葉には、一抹の寂しさを感じるかもしれませんが、いつものように自分たちの持てる全てを注ぎ込んで、永遠の思い出として心に刻まれることでしょう。

ぜひその目に、心に、この最後のソーランを焼き付けてほしいと願っています。

皆さま、ソーランの歴史が終わる12月13日、ぜひ、い~らにお越しください。ともに感動を分かち合い、未来へと続く新たな一歩を見届けましょう。
最後のソーランでお会いできることを心から楽しみにしています。

よりどころ

2030年ごろ、おそらく2033年になるとは思いますが、牧之原市内の小中学校が再編されて、地頭方小学校は今ある場所ではなくなるということが決まっています。
そのことに対して、地域の皆さんから、よりどころがなくなり寂しいという声が聞かれます。よりどころというのは、「根」のようなもの。確かにできれば
自分たちの思い出たっぷりよりどころである小学校はいつまでも続いてほしいと思います。わたしの母校は相良小学校ですから、同じような感じです。
でも、
わたしは自分の故郷を見ながら何度も思います。
住む人がいなくなった家が増えたなぁ。手入れが届かない茶畑が増えたなぁ。シャッターが閉まったお店も増えたし、知り合いのあの人もあの人も引っ越してしまったなぁ。
道を歩く人も減ったような気がする。あるスーパーで地元の保育園児の写真が貼ってありましたが、年長組の子供たちが全部で10人いません。子供も減っているってことです。
そのような故郷の現実を見ていると、今のままの学校数を保つことが学校が再編されていくのは仕方ないことだと思います。新しいよりどころを創っていくしかないでしょう。
再編の動きに反対をされている方もいらっしゃることは知っています。わたしだって、心の奥底では大好きな地頭方小学校が、わたしの相良小学校が、ずっと心のよりどころとしてここにあってほしいと思う気持ちがあります。でも、このまま次の世代に、よりどころを渡すことがいいのかと考えると、まったく自信がありません。今、目の前に見えている故郷の風景がもっと寂しくなっていく未来かもしれないからです。だから、よりどころが消えることを嘆いているのではなく、わたしは学校現場で働く校長ですから、今私ができることを精一杯頑張って、地頭方小を輝かせ、そこで学んでいる子供たちを輝かせていくという責任を果たすだけです。ここで生きる大人が、それぞれの立場から、よりどころを輝かせる責任を果たすことで、これからミラクルが待っているかもしれません。
今は、未来を楽しみにしながら、夢ある新しい学校が誕生することにわくわくしながら、本当にしなければいけない責任を果たすときです。
そんなことを思いながら、2024年を終えようとしています。

詩人の帆草とうかさん

詩人の帆草とうかさんが、母校である地頭方小学校にご自身の詩集を寄贈してくださいました。

帆草とうかさんの詩は、海をモチーフにした作品が多く、読んでいくと地頭方の海の風景が鮮やかに想起させる魅力に溢れています。この詩集を通じて、子どもたちは美しい言葉の世界に触れ、想像力や感性を豊かに育むことができると期待しております。

寄贈いただいた詩集は、子どもたちが自由に手に取って楽しめるようにいたしました。保護者の皆様も、梅っこフェスタの際に読んでください。

帆草とうかさんに深く感謝申し上げるとともに、これを機に子どもたちが詩や文学に関心を持ち、一層の読書活動が促進されることを願っております。

6年生のいない学校は寂しい

学校のリーダーである6年生のみなさんがいない日が、どれほど寂しいかを今日は痛感しています。
「校長てぃーや。おはよーございまーす。」
と、空気がされるほどの元気なあいさつをしてくれるせんすけ君に会えなかった。
一年生の相手をしてくれる優しいあの女の子もいなくて、一年生が寂しそうにしていた。
普段、何気なく過ごしていた日常の中で、6年生の存在がどれだけ大きな支えであったのか、改めて感じています。

6年生が元気になって、また学校生活が賑やかに戻る日を心待ちにしています。月曜日は、まだまだ全員揃わないかもしれないけど、校長先生は校門で、心からのあいさつで迎えます。

学校のみんなが、6年生の元気な姿を待ちわびています。

四年生のドッジボール

本日は四年生の子供たちが担任の太田先生とロング昼休みに一緒にドッジボールを楽しみ、大いに盛り上がりました。元気いっぱいに、笑顔いっぱいの子供たちでしたが、校長室から見たら、一番楽しそうだったのは太田先生でした。歓声と笑い声が絶えず響き渡り、ボールをキャッチした時の満面の笑顔や、太田先生の剛速球から巧妙に逃げるときのワクワクした表情を見ると、こんな時間がたくさんある学校にしていきたいと思います。このような楽しい時間を過ごすことで、子供たちどうしの絆も深まり、日々の学校生活がますます充実したものとなることでしょう。
インフルエンザが心配になってきて、その対応に追われていた1日でしたが、四年生の子供たちの笑顔をたくさん見て、元気になりました。

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