牧之原市立地頭方小学校

〒421-0533
静岡県牧之原市地頭方981
TEL 0548-58-0003

校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ

中国の子供たちと交流

中国の高新第二小学校の六年生が修学旅行で日本を訪れ、地頭方小学校を訪問してくれjました。五年生と六年生にとっても、非常に貴重な体験となりました。短い時間ではありましたが、文化の壁を越えて心温まる交流が行われました。

中国の子供たちは自国の豊かな文化を伝えるべく、中国の伝統的な踊りを披露してくれました。その優雅な動きには、見ている者を引き込む力があり、子供たちもその美しさに目を輝かせていました。また、新体操も披露され、そのしなやかで力強い演技には、驚きと感嘆の声があがりました。中国の文化と芸術を肌で感じることができ、とっても新鮮な体験でした。最後には、「ジャスミン」という中国の歌を合唱してくれました。

中国の子供たちに対する感謝の気持ちを込めて、地頭方小学校の子供たち数名が「梅っこソーラン」を披露しました。踊りが始まると、中国のみなさんは興味深くその様子を見守り、日本独自の文化に触れる楽しさを感じているようでした。

踊りを通じての交流は、言葉の壁を超え、互いの文化を直接感じ取ることができる素晴らしい活動でした。参加した子供たちは、お互いの文化に対する興味や理解を深め、新しい友達を作るきっかけにもなりました。笑顔で手を振り合う姿は、国籍を超えた友情の芽生えを感じさせ、非常に感動的でした。

このような異文化交流の機会は、子供たちにとって将来の国際的な視野を広げる貴重な体験となるでしょう。異なる文化を尊重し、受け入れることで、自分たちの文化を再発見することもできます。今回の交流を通じて、子供たちが互いの国への理解と友情を深め、将来的に国際社会で活躍するきっかけとなることを期待しています。

定着度調査

学んだことがどれだけ定着できているかを調査するテストを行いました。これは、子供たちにどのような力が付いて、どのような力が伸びて、また、どのようなことが課題となるか、一人一人の学びの様子を知るためのものです。この結果をもとにして、一人一人の子供に対しては、このような学びが必要ではないかというアドバイスを行っていくものです。
各学年の傾向も分かります。この一年の学習に関する成果と課題について、お伝えします。ただ、これはあくまでも、個人ではなく、その学年の全体的な傾向です。
一年
授業や家庭学習での反復練習の成果がよく出ている。
文章を読み取る力を伸ばしたい。
二年
漢字の読み書きが全体的によくできている。
長文の理解が難しい子供がいる。
三年
学習したことの定着は全体的によくできている。がんばっている。
四年
授業で考えを書くことを続けてきた成果がよく分かる。
図形問題に対する苦手意識を持つ子が多い。
五年
学習したことがよく定着している。
算数の考え方がまだよく分かっていない子が多い。
六年
勉強をがんばるようになり、学力が向上した子が多い。

全体的に、文章を読み取る力が伸びている子が多いです。もっともっと本を読むということが生活の中で習慣化していけば、学習も伸びていきます。
家でも、読書の時間を大切にしてみてください。必ずその成果は出てきます。

44話 校長先生の初恋物語 44話

最悪の席

校長先生の初恋物語43話

さよならよしこさん

あいさつの力

今日も、とっても寒い朝でした。わたしはヒートテックを着ながら、校門に立ち、子供たちをむかえます。いつもの風景です。
子供たちが、次々にやってきます。あいさつができる子もいれば、はずかしそうに通り過ぎる子もいます。それでもいいです。
あいさつとは、無理してやるものでもないし、やらされるものでもなし。自分で考えてやるものです。
わたしは校門で、増田先生と徳原先生は玄関で、それ以外の先生は教室で、あいさつで子供たちを迎えます。
ある程度子供たちが教室に入った後、遠くに一つの登校班が見えました。おんどの坂を下ってくる子供たち。全部で6人の子です。
この子たちは、すごく遠くから、大きな声であいさつしてくれます。
「おはようございまーーーす。」
このあいさつは、地頭方の空に響きます。気持ちいい。

「あいさつ」は、日々の生活の中で私たちの心をつなぐ大切な言葉です。元気な声で交わされるあいさつは、たくさんの笑顔を生み出し、気持ちの良い一日のスタートを切ることができます。
わたしは、この子たちのあいさつを全身で受けて、今日も一日、楽しみだなって思えます。まさに、あいさつでその日の活力をもらってます。
子どもたちには、あいさつにはそういう力があるということを知ってほしいです。