校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ
日本一のお茶ご飯
今日は給食に、お茶ご飯が出ました。
わたしが人生で食べたお茶ご飯の中で、一番おいしかったです。
このお茶ご飯は、栄養教諭の鈴木先生の努力のたまものです。
というのも、わたしがいつも、こんなことを言い続けてきたからです。
「お茶をご飯の中に混ぜると、お茶の葉は茶色に変色して見た目もおいしそうじゃないし、お茶のいい香りもしないし、食べても何もお茶の良さを感じない。牧之原だからお茶を入れたらいいってもんじゃない。お茶が料理の中に入る良さがないとだめ。」
こんなことを言われて、鈴木先生は一生懸命考え続けて、ついに今日のお茶ご飯が完成です。
まず驚いたのは、お茶の香りです。
ご飯の上にふりかけたお茶の葉のいい香りに包まれました。
次に見た目もいい。緑の色がしっかり残っていました。
食べてもおいしい。
最高のお茶ご飯でした。
おいしい給食を子供たちに届けたい。そんな思いを常に持っている鈴木先生。
お茶は牧之原市の特産だから、給食を通してお茶の良さを伝えたい。
そんな思いをずっと持ち続け、ついに完成したお茶ご飯は、牧之原市民でよかったと思えてくるようなおいしさでした。
学校説明会 校則について
学校には校則があります。本校の校則は「梅っ子の約束」というものです。
本校の校則は、大幅な見直しがされ、現在ほんの少しの校則で行っています。
現6年生の意見も取り入れながらつくられています。
その中で、今までと違うことのみお伝えします。
1つは名札です。6年生の子供たちと、名札はなぜ必要なのかを考えました。
新しくきた先生たちはこの名札を手掛かりとして名前を憶えているという意味があることを子供たちは知りました。
そのようなことから、新しい先生たちが名前を覚える期間、7月までは名札を付けるということを決めました。
一学期が終わったら、名札はつけなくてもいいことになります。
2つ目は、本来は学校の約束ではないかもしれませんが、家での生活についてお願いしていることがあります。
夜9時以降は、メディアにふれるのをやめるというものです。
子供時代の生活習慣は、脳の発達にも大きくかかわってきます。
ゲーム、タブレット、スマートフォンを見ている時間が多すぎる現代の子供たちの生活改善のために悩みながらも校則としました。
この校則をきっかけにして、ご家庭でメディアとの関わり方を考えていただきたいと願っています。
学校説明会 家庭学習について
家庭学習について、保護者の皆様から多くのご意見をいただいています。
多いのは、子供たちが家庭学習をする習慣がなかなかつかないというものです。
学校から、しっかり何をするのか提示されたほうがいいというご意見です。
昨年度、子供たちの家庭学習の実態を調べたところ、しっかりやれている子もいますが、なかなか取り組めないという子も多くいることが分かりました。
特に、本読みの宿題は多くの子が取り組めていませんでした。
学校の考え方は、家庭学習は家庭で行うものであり、最終的には自分で何が必要かを考えて行えるようになってほしいと思っています。
学校から出される宿題をなくしていきたいという考えもあります。
しかし、今の子供たちの状況と、保護者の皆さんからの要望などから、令和6年度は学校から家庭学習をしっかり出していくこととしました。
ただ、自分で考え、計画的に学習を進められる力が伸びていくことについては意識していきたいと考えています。