牧之原市立地頭方小学校

〒421-0533
静岡県牧之原市地頭方981
TEL 0548-58-0003

校長室より地頭方小学校を日本一楽しい学校にするぞ

全国学力テストに向かう横顔

わたしはめったに泣かない。年齢を重ねると、だんだんとカサカサになっていくのか、50歳を過ぎたあたりから、泣かなくなってしまった。
ところが、昨日、廊下を歩いていて、じーんときてしまい、不覚にも泣いてしまった。
それは、6年生の子供たちが見えたから。この日、全国学力テストで、国語と算数の難しいテストを6年生はやっていた。
廊下からは、そのテストに真剣に向かう子供たちの横顔が見えた。
とにかく難しい。大人でも難しさを感じてしまうくらいの問題。
その問題に、あの子もこの子も、みんなして一生懸命向かっていた。
それは、当たり前の姿かもしれない。
でも、たまらなくうれしくなって、目頭がじわじわじわと濡れていた。
6年生とはお付き合いも長い。それに深い。かかわってきた子も多い。担任ではないけど、副担任みたいな感じでこれまできた子供たち。
だから、新しい担任である徳原先生と一緒に、みんなで挑戦している姿は、感動するのです。
廊下でテストをしている6年生を見ながら泣いている校長なんてかなり気持ち悪いと思いつつ、わたしはこの6年生のことが心底好きなんだなと改めて気づいた。

校長先生の初恋物語 第5話

ダンプさんの告白

ダンプさんの告白

校長先生の初恋物語 第4話

涙、涙の、学級委員選挙でした

涙の選挙

お魚を食べたい

給食がスタートして4日目となりました。一年生も、楽しくおいしく給食を食べてます。
昔は「給食は残さない。」なんて先生が厳しく指導してたけど、今はそういう指導はしていません。
家庭での食生活も様々で、給食でしか出会わない食材なんかもあって、子供たちの中には給食に出てくる食材が未知の食べ物だったりするんです。
当然、慣れていないものを食べるのは困難を極めます。
特に魚。
魚が苦手という子が年々増えています。
昨年、イワシを甘い醤油たれで味付けされたおかずを見て、わたしのところに、「先生、これってなんですか?」「先生、これ食べられますか?」と質問に来た子がいました。
その子は口の中に入れた瞬間、「おえっ。」と吐き出してしまいました。
その気持ち、よーくわかります。わたしにとってのにんじんがそれです。
わたしはにんじんがとっても苦手。歯ごたえも、においも、見た目も、「にんじん」という名前も「にんげん」みたいで苦手。
でも、学校の給食には、ほぼほぼ毎日にんじんがでます。
校長は誰も見ていない校長室で子供たちが食べる30分前に検食として食べているので、残そうと思えば残せますが、でも、がんばって食べてます。
子供たちに、「何でも食べて栄養をつけて、健康になりましょう。」って言ってるから、うそはつけません。
わたしは、校長室で、何回もえずきながら、牛乳でにんじんを飲み込んでいます。
校長先生もにんじんをがんばります。
子供たちも、お魚をがんばってください。
保護者の皆さんも、家庭でお魚料理を増やしましょう。

ソーランをやりたい

今日、とてもうれしいことがありました。それは、6年生の数名が、校長室に来たのです。
「校長先生、ソーランをやりたいです。」
2年前から始めた新しいソーランですが、2年前は4年生以上が必ずやるものとして取り組みました。
でも、去年は、全校の誰でも挑戦できるソーランに変えました。とにかく踊りたい、表現したいと思う子供たちが取り組む。
そして、6年生のソーランリーダーが、みんなに教える。
子供たち主体のソーランです。
やらされる表現ではなく、自分でやるかどうかを決めて、自分から挑戦していくソーランです。
そんなソーランを経験して、6年生は早速動き出したのです。
「校長先生、ソーランをしたいです。」
すばらしいことです。
わたしは、6年生に伝えました。
「やりたいという声があればやります。あとは、やりたいと思ったみなさんが、全校のみんなに投げかけてください。」
ソーランをやりたいという最初の声を発したのは、ゆなさん、めなさんです。
素晴らしい勇気です。

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